| アピナ医療気功技術センター | 国際気功科学アカデミー | 日本プロスポーツリハビリセンター |
本文へジャンプ
             

 


  
 
米国衛生研究所も支援する

超越瞑想によって高血圧および心血管系患者の生存率が改善する

Medscape

【2005年5月2日】超越瞑想(TM)によって、55歳を超える高血圧患者の総死亡率と心血管系の原因による死亡率が低下する可能性があることを示す、2件のランダム化試験の併合解析結果が『American Journal of Cardiology』5月号に掲載された。

「TMプログラムによって、心疾患、ならびに高血圧、喫煙、心理的ストレス、ストレスホルモン、有害なコレステロールおよびアテローム性動脈硬化のようなその他の慢性疾患のリスクファクターが減少することが研究によって明らかになっている」と、筆頭著者であるマハリシ経営大学の自然医学予防センター(アイオワ州、フェアフィールド)のRobert H. Schneider,MD,FACCはニュースリリースで述べている。「これらの減少によって、老化の進行速度が遅くなり、死亡率の長期低下が促進される」。

この解析では、TM、他の行動療法、および通常の高血圧治療を比較する2件の既発表のランダム化比較試験のデータを併合した。一方の試験対象標本はマサチューセッツ州ボストンに住む高血圧前症の高齢の白人被験者であり、もう一方はカリフォルニア州オークランドに住むTおよびU期の高血圧症の高齢のアフリカ系アメリカ人であった。

202例の被験者のうち、77例は白人平均年齢81歳)であり、125例はアフリカ系アメリカ人(平均年齢66歳)であった。平均ベースライン血圧は高血圧前症またはT期の高血圧症の範囲にあった。

National Death Indexを用いて、最大18.8年間にわたる生存状況および死亡原因の追跡調査を判定した。試験実施地域について調整した後、生存期間の解析を用いて介入群の死亡率を比較した。平均経過観察期間は7.6±3.5年であった。

併合した対照群と比較して、TM群では主要評価項目である、最長経過観察後の総死亡率が23%低下し(相対リスク0.77、ρ=0.039)、心血管系の原因による死亡率が30%低下し(相対リスク0.70、ρ=0.045)、癌関連死亡率が49%低下した(相対リスク0.49、ρ=0.16)。

この研究の限界には、2種類の異なる試練集団を併合したこと、拡張期血圧を測定したのは1試験のみであったこと、後向き(レトロスペクティブ)な解析であったこと、および全国データベースのみから死亡率データを収集したことが含まれる。

「これらの結果は、TMプログラムのような、高血圧の予防およびコントロールに用いられる特別なストレス軽減法が、全身性高血圧の高齢被験者における総死亡率および心血管系疾患による死亡率の低下に寄与する可能性があることを示唆する」と著者らは述べている。

米国立衛生研究所(NIH)が本研究を部分的に支援した。

国際気功科学アカデミーでは、医療気功の入静(瞑想)を指導しています。
身体に及ぼす様々な治癒効果は、TM瞑想法を上回るものがあります。