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            共時性(偶然の一致現象)

◆竹中静子
私は、気功師養成講座を受ける以前から気功には関心があって、「気功ツアー」で中国へ行き、「気功体験バスツアー」にも参加したことがありました。ご高名な先生に手ほどきを受けたのですが、取り立てて特に気を感じることはありませんでした。

それから暫くして山崎先生の気功師養成講座を受講することになったのですが、お腹に気を入れて頂く時、先生の手から温かな波が繰り返し繰り返し寄せて来る様な感覚に何度となく陥りました。それと前後して大変不思議な現象が現れるようになりました。それは確率にすると何万分の一以下とも思われる偶然性を3回程体験したのです。

最初の体験は受講から3日目の夜のこと、ある人の夢を見ました。その翌日どうしてこのような夢を見たのだろうかと思っていたら、その人から突然電話があり久々に話に花が咲いたのでした。

その少し後、もう何年もご無沙汰している別の人の夢を見た翌日、会いたいなと思っていたら数時間後に偶然にもお会いすることが出来たのです。2回目の体験は主人と買い物に出掛けた時のことです。

車の中で昔二人がお世話になったおじさんのことが脳裏に浮かび「あのおじさんどうしているかしら、お元気かしら」と話をしながらデパートの駐車場の三階からエスカレーターで下りて行くと下りきったところのベンチにそのおじさんが腰を掛けてこちらを見てニコニコとしていたのです。これには私も主人もビックリしました。

3回目は東京でのことです。私には二人の娘がいて二人とも東京で別々に暮らしています。ある夏の日、次女から電話があり、数日後に横浜に遊びに行くとの事でした。それから数日後に長女からも電話が来て、「今日友達とこれから横浜に行くんだよ」とごく普通の会話、ごく普通に「行ってらっしゃい。楽しんできてね」と言いました。

ところがこの長女と次女が同じ車両の同じドアの所でバッタリと会った様なのです。それから暫くの後、その日は「中華街で食事をしようね」と次女との約束で、松本から「あずさ」に乗ったのですが久し振りの都会の混雑で駅で迷ってしまい、乗ろうとした電車よりも一つ後の電車に乗りました。

ところが、何とその同じ車両に別々に家を出た次女が乗っていたのです。あの広い東京の空の下でこんな偶然で滅多に有ることではありません。これからもどんな偶然が私を待ち受けているのかとても楽しみです。偶然も何回となく重なると必然的だったのかしらとも思えてくるこの頃です。


◆ 本田万里子
私は55歳です。ストレスからくる頭痛、肩凝り、腰痛、不眠症、胃潰瘍、心身症等々、悪い病気こそ無いものの、あらゆる病気を一手に引き受けているようで大変苦しんでおりました。しばらく気功の治療に通っておりましたが、次々と症状が回復し快調になるにつれて、とても不思議な体験をするようになりました。

最初は気のせいとも思ったのですが、頭に浮かんだことや自分がこうしたいと欲したことが実現するようになったのです。それも極めて頻繁に。

例えば、30年間も会ったことの無かった同級生のことが、フッと頭をよぎった時、彼女から電話がかかってきました。また、椎茸が食べたくて買いにいこうとしたら、近所のお友達が「椎茸食べない?」と言って山ほど持って来てくれたのです。

他にも類似した事象が一杯ありました。あまりにも偶然が度重なるので治療の時、先生に伺ってみましたところ、スイスの精神分析医学者でユングという人が提唱したシンクロニシティ、すなわち共時性という現象です、という説明を受けました。

気功の鍛錬で生気体が高まると、このようなことが頻繁に起こってくるとのこと。にわかに超能力者になったみたいでとても嬉しく思いました。


◆ 原佐知子
「先生のところに通い始めてから、何だか不思議なことばかり続くんです」と。
「もしかしたら、気のせいでしょうか、フッと頭に浮かんだことが、すぐに実現するのです。

それもしょっちゅう。気味が悪いくらい。たとえば、30年間も間も会っていない同級生のことが、フッと頭の中に浮かんだとたんに、その彼女から電話がかかってきたんです。

それから、椎茸が食べたくて買い物に行こうとしたら、近所のお友達が‘椎茸食べない?’とカゴにたくさん入れて持ってきてくれたんです。他にも似たようなことが、いっぱいあるんですよね」と潤んだ瞳をまん丸くして驚いています。

「それは、外気功を受けたことによって、精神波動が高まり、相手方と共鳴現象が起きたからです。テレパシーに近いものですよ、凄い能力が見について良かったですね」と答えますと「本当ですか、嬉しいわ」と、また涙ぐんでしまうのです。

本人としてみれば山のようにたくさんあった病名がウソのように消えてしまい、加えてテレパシーのような能力まで身についてしまったのですから、心から嬉しいでしょう。私としても、肩の荷が降りて、ヤレヤレといったところです。

このように、外気功を受けることによって、人間に内在している潜在能力までもが引き出されることは、しばしばあるのです。ふと思ったことがすぐ実現したり、偶然の一致みたいなことは、スイスの精神分析医ユングが提唱したシンクロニシティ(共時性)という現象です。

気功の鍛練により、身体を取り巻いている生気体が高まると、このような共時性がひんぱんに起こるようになります。これは、高次の生命力をみずから得たことでもあります。