私ども(社)松本青年会議所は、今年45周年の節目の年を迎えました。青年会議所は、各地域の40歳までの社会人で構成され、特に地域(まち)づくりに勤しんでおります。過去多くの先輩方が「まちづくり」に尽力され、「松本かるた」「演劇フェスティバル」「国際チャーター便」「各種公開討論会」「フレンドシップキャンプ」等、毎年多くの事業を企画し、地域愛を掲げ活動して参りました。現在私たちも生まれ育ったまち、生活するまちを良くしたいと思い活動しております。
青年会議所運動の最終的な願いは、アルプスフロントと命名した地域がどこよりも健康的で、優しく、美しく、誇りをもてる場所にすることです。また20代・30代の責任世代の私どもには地域の持つ素晴らしさを発見、育み、新しい世代に伝えていく義務があり、そこには十二分の価値があると考えます。
素晴らしいまちづくりができれば、多くの笑顔や笑い声が溢れる事でしょう。
今年「地域(まち)の魅力再発見委員会」では、毎日の生活の中で多くの笑顔が行き交う空間、即ち「食という空間」に着目し、生活の基盤からまちづくりを展開しております。食をまちづくりの中心におくことで「地域を健康にする、元気にする、強くする」ことが可能です。そして「市民を健康にする、元気にする」だけでなく食の持つ可能性は、「魅力ある人づくり」をも行うことが出来るのです。
松本・安曇野の持つ素晴らしさを活用する地域づくりは、オンリーワンのまちづくりへ導きます。地域主権が叫ばれる今、大都市の模倣ではなく、独自性あるまちづくりが必要なのです。今回はその第一歩になるよう、フードクリエーターコンテストを企画させて頂きました。