コケモモの実 (苔桃) ツツジ科 8〜9月
美ヶ原のいたるところに見られる小さな低木で、赤味を帯びた可愛い花を枝先にたくさんつける。 花が終わると甘酸っぱい赤い実がなり、果実酒やジャムなどにつかわれる。
[草丈] 10〜15cm
[ 実 ] 5〜7mm
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フクジュソウ (福寿草) キンポウゲ科
4〜5月
お正月に飾る花としてよく知られている。
美ヶ原では4〜5月になって咲きはじめ、気温に敏感な花で、朝夕や寒い日は花を閉じている。
[草丈] 15〜20cm
[ 花 ] 3〜4cm
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スミレサイシン (菫細辛) スミレ科
4〜5月
葉の形がウスバサイシンの葉に似ていることから名づけられた。 スミレの名は、墨入れの意味で、花の形を大工さんが使う墨壷に見立てたもの。
[草丈] 15〜20cm
[ 花 ] 約15mm
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ニリンソウ (二輪草) キンポウゲ科
4〜5月
一本の茎に二輪の花が咲くので名づけられた。 しかし必ずしも二輪と限らず、一輪も三輪もある。 繁殖力が強く、沢などに群生する。
[草丈] 15〜25cm
[ 花 ] 約2cm
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ショウジョウバカマ (猩々袴) ユリ科
5〜6月
紅紫色の花を中国の想像上の動物猩々に、放射状に広がった葉を袴にみたて名づけられた。 山麓の水辺や、雪解け水でうるおう美ヶ原の台上で見かける。
[草丈] 10〜20cm
[ 花 ] 約3cm
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ヤマエンゴサク (山延胡索) ケシ科
4〜5月
山にあるエンゴサクの意味。 登山道の脇や林縁で見かける変わった形の花。 地下に1cmほどのいも(塊茎)があり、根を乾燥して鎮痛剤として用いる。
[草丈] 10〜20cm
[ 花 ] 15〜20mm
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シュンラン (春蘭) ラン科 4月
早春、他のランよりも早く咲くことから名づけられた。 日あたりのよい雑木林の中で黄緑色の花を一つつけるが、まれに二個以上つけたものがある。
[草丈] 10〜25cm
[ 花 ] 約3cm
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ヤマシャクヤク (山芍薬) キンポウゲ科
5月
芍は分けへだてなくの意味で、芍薬はあらゆる病に効く薬として使われたと考えられる。 またシャクヤクは古くから美人の形容に使われた。
[草丈] 40〜50cm
[ 花 ] 4〜5cm
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