アカテンオトギリ (赤点弟切り)
オトギリソウ科 7〜8月
葉に赤い点が多いことから名づけられた。
オトギリは薬草の秘密をもらした弟が兄に
斬り殺されたという伝説からつけられた。
[草丈] 10〜25cm
[ 花 ] 7〜10mm
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ミヤマダイモンジソウ (深山大文字草)
ユキノシタ科 8月
花の姿が大の字に似ていることから名づけられた。 よく見ると細長い5枚の花びらのうち、どの花も下の2枚が長く大の字に
見える。
[草丈] 10〜20cm
[ 花 ] 10〜15mm
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グンバイヅル (軍配蔓) ゴマノハグサ科
7〜8月
地面を這った茎から花茎を延ばし、イヌノフグリに似た小さな花を沢山つける。 名前は、実の形が軍配形で茎がつる状になっていることから名づけられた。
[草丈] 10〜15cm
[ 花 ] 約8mm
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ホソバノキソチドリ (細葉ノ木曽千鳥)
ラン科 8月
葉が細く、木曽で発見されたことから名づけられた。 よく似たキソチドリは、下部にある1枚の大きな葉が楕円形であるがホソバノキソチドリは長楕円形。
[草丈] 15〜25cm
[ 花 ] 15〜20mm
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コキンレイカ (小金鈴花) オミナエシ科
7〜8月
黄色の小さな花の姿から名づけられた。
秋の七草のオミナエシに似ていることからハクサンオミナエシとも呼ばれる。
[草丈] 20〜30cm
[ 花 ] 4〜6mm
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ヤマハハコ (山母子) キク科 8〜9月
山に生える母子草。 白い綿毛におおわれ、どことなく優しく暖かさが感じられる。 美ヶ原では頂上近くのガレ場から山麓の草地まで見られる。
[草丈] 30〜70cm
[ 花 ] 約1cm
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オミナエシ (女郎花) オミナエシ科
8〜9月
秋の七草のひとつで古くから親しまれている。 繊細な姿をオミナ(若い女性)にたとえて名づけられた。 山麓では、これとそっくりだが白花のオトコエシ(男郎花)がある。
[草丈] 60〜100cm
[ 花 ] 約5mm
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ワレモコウ (吾木香) バラ科 8〜9月
吾(日本)の木香の意味。 赤い花を集めるよう命じられた家人がワレモコウを採り忘れたところ、ワレモコウが「われも紅なり」と不服を申し立てたと言う説話もある。
[草丈] 30〜100cm
[ 花 ] 1〜2.5cm
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アキノキリンソウ (秋の麒麟草) キク科
8〜9月
秋に咲く麒麟に似た花と言うことから名づけられた。 このキリンは首の長いキリンでなく、中国の古い文献にある想像上の動物をさす。
[草丈] 30〜50cm
[ 花 ] 12〜14cm
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