2001-2003年、2年間の奨学期間を終え、昨年の4月信州大学大学院を無事卒業した、李くんは、卒業証書を手に報告に来てくれました。スピーチでは、卒業までの苦労や、兄貴的存在だったという有賀カウンセラーやロータリーアンへの感謝の言葉を述べながら、涙する場面が印象的でした。その後一年間ほど、昼間働きながら夜は公民館などで韓国語を教え、今年3月母国韓国へ帰国いたしました。日本で学び得たことを糧に活躍し、成長した李くんに再会できる日を願っています。 |
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王さんは日本へ来て4年目、最初は臨床医としての研究の考え方、手法がわからず、とまどい、思ったより物価高の日本で、アルバイトと勉学でストレスの日々・・・そんなとき、米山奨学生となり、研究に専念することができるようになったそうです。
心強き相談相手、柳沢カウンセラー始め、ロータリアンとの交流を通じ、例会参加の時は、いつも素敵な笑顔と日本語でのすばらしいスピーチも聞かせてくれます。
「卒業したら、中国へ戻り、日本で学んだ知識を臨床実践と結合して、祖国の医学発展に力を注ぎ、そして、日本人民の好意を中国人に伝え、21世紀の中日友好に力を尽くしたい」そう話す、王さんを私たちロータリアンは心から応援しています。
李 ン洙(イ・ヒスウ)さん (韓国出身) (有賀泰治カウンセラー)
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米山奨学金制度とは、留学生を対象に勉学と国際理解の促進に資することを目的に発足。日本最初のロータリークラブを設立した米山梅吉氏の功績を記念して命名され、民間では日本最大級の奨学制度です。 |
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