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定期健診について今まで何回か書かせていただきましたが、痛くなったり、腫れたり、何らかの症状が出ないかぎり歯科には来院しないといった方、来院しても痛い所だけの治療のみといった方は、定期的に来院している方に比べて、平均残存歯数(自分の歯の残っている数)が少なくなってしまいます。11月に出席した「メインテナンスルネッサンス」の国際シンポジウムの中でも統計が出され、定期的に来院している人とそうでない人の平均残存歯数の差は約10本になるそうです。大人の歯は全部(親知らずを除いて)で28本ですから、10本の差はとても大きいと思いませんか?定期的に来院しているといっても、2ヶ月ごとだったり、半年ごとだったり、1年ごとだったりと人それぞれですが、重要なのは、自分の体の一部として関心を持ち、大切に扱えば、歯も長持ちするという事です。そして最近では、痛み等が無くてもクリーニングだけに定期的に歯科に来院している方も増えてきているのです。
今、あなたの歯は何本残っていますか?あなたの体は健常ですか?口腔内も含めて全部を定期的に検診を受け、大切にしていっていただけたらと思います。
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歯科衛生士 大場 智子 |
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