南岳小屋からの写真電送。

『旬の情報』 6月28日掲載

6月も末となり、7月の声を聞くと夏山シーズンももう間近となります。
一雨ごとに雪が少なくなっていく山肌からは少し気の早い高山植物達
がいよいよ姿を見せはじめました。
またそれらをエサとする雷鳥も真っ白な冬毛からすっかり夏の姿へと
衣替えをすませています。
急峻な地形の多い槍・穂高連峰の中にあって、比較的なだらかな地形の
続く南岳周辺は雷鳥が多く生息し、ヒナを連れて親子で行進し登山者を
のごませてくれるのももう間もなくのことでしょう。

雷鳥

シナノキンバイ

ハクサンイチゲ

キバナシャクナゲ



戻る