南岳小屋からの写真電送。

『旬の情報』 6月14日掲載

南岳小屋も小屋開けが済みました。

・北アルプス・南岳小屋に今年も風力発電機の設置が完了しました。
槍・穂高連峰の稜線では岐阜県側の飛騨沢(蒲田川)との標高差が
1000mを超え、そこから発生する上昇気流と偏西風により常に10m
以上の風が吹いており、それを利用したのがこの風力発電装置です。
同様の装置は北穂高小屋や蝶ヶ岳ヒュッテなどでも設置されています。
また太陽光発電や沢筋の山小屋では水力発電を行っているところなど
も多く、環境保護や自然エネルギーの積極利用の気運が高まるなか
山小屋でもディーゼルエンジンによる自家発電から自然エネルギーへの
転換がすすんでいます。

営業準備をすすめ、予定通り7月1日には宿泊が可能となります。

槍ヶ岳から南岳へそして穂高岳へと続く標高3000mの道

南岳より夕照の穂高滝谷



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