南岳小屋からの写真電送。

『旬の情報』  9月9日掲載

       南岳小屋の雷鳥親子

槍ヶ岳から南岳の稜線にかけては多くの雷鳥が生息し、南岳小屋のまわりも例年は複数の親子が
餌をついばむ姿が見られたのですが、今年は小屋開けからその姿を見ることがありませんでした。
風力発電のプロペラ音を嫌がって現れないのか、今年は特に多く見受けられるハヤブサやイヌワシ
などの猛禽類に襲われたのかと危惧していました。
ところが、8日には4羽のヒナをつれた親子が小屋の前に現れ、「クゥ、クゥ」と親がヒナに呼び合いながら
盛んに餌をついばんでいる姿を見ることができてなんとなくホッとしています。

雷鳥



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