9月19日(金)
昨日の午後からショボショボと弱い雨が降り続く。
それも今朝になるとすっかり止んだ。

キレット越えは半ばあきらめていたこの親子も少し不安は残しつつ、
嬉しそうにキレットへと向かっていった。

台風の影響も今夜が中心で明日は早くも回復に向うとの予報。
今度の連休も意外と好天に恵まれそうです。

今朝は空気の透明感も抜群だった、さすが台風直前である。

常念岳と重なって見える噴煙あげる山は浅間山。
そしてその左奥に連なる山は日光連山。
左から1cmほどのところにあるお椀を伏せたような山は男体山。
日光白根山も見えていたのですが、手前の雲が邪魔して写りませんでした。

他にも群馬県境の荒船山の軍艦のような山体もくっきり。

それよりもなにより今朝一番驚いたのは昨日の雨で紅葉が一気に進んだこと。

この写真ではさすがにわかりにくいとは思うけど・・・

とにかくわずか一両日での劇的な変化に興奮しています、俺は。

そしてもっと興奮したのは今日の夕焼け。
さすがに台風直前である。
これは別ページ(⇒)でご覧いただくとして、先に紅葉情報をお届けしておきましょう。

これは長谷川ピーク付近の様子


こちらは北穂池周辺

こうした紅葉の第一報(フライング報とも呼ばれてるけど)を届けたのは昨年・一昨年は9月25・26日前後。ということは単純に考えて今年は過去2年と比べると紅葉が約1週間早くなるということになります。昨日も書きましたが、来週後半はキリッと冷えた秋晴れになりそう。

そういうわけでこの標高2800m付近の紅葉の進み具合をもとに今年の紅葉予報を大胆に予想してみました。


標高2600m付近 / 氷河公園上部・北穂池周辺   ・・・ 9月26日頃〜9月30日頃
標高2500m付近 / 天狗池周辺・槍沢上部(グリーンバンド付近)
                                   ・・・ 9月30日頃〜10月4日頃
標高2400m付近 / 槍沢上部(天狗原入口)・涸沢 ・・・ 10月2日頃〜10月7日頃
標高2300m付近 / 槍沢上部(天狗の分岐)・涸沢下部
                                  ・・・ 10月5日頃〜10月10日頃
標高2000〜2200m付近
            / 槍沢下部(ババ平・大曲り)・涸沢下部(本谷橋〜Sガレ)
                                  ・・・ 10月10日頃〜10月15日頃


以上、経験則をもとにざっとの予想です。
意外と冷え込まなかったり、突然大雪になったりで変わる可能性はあります。
ともかく、標高の高い部分での色づき始めが昨年より1週間早い事実&来週後半は冷え込む予感をもとにのものです。今度の計画の参考程度にご覧ください。

今後の色づき具合は山の上から俯瞰して随時お届けします。
 (個人的には残雪時についでとても楽しみなシーズンですので)