新酒研究会 3月

日本酒は11月頃から翌年の3月頃にかけて製造します。出来上がった新酒を3月に持寄り、「酒質・出来栄え」等を関東信越国税局の鑑定官、長野県工業技術総合センターの研究員に審査していただきます。
 日本酒は搾ったときの状態も大切ですが、先の貯蔵状態・熟成の仕方でもどんどん味は変わります。先生からいただいた講評などをもとに、全国や県の鑑評会へ出品します。


初のみきり研究会 7月
  
 日本酒には「吟醸酒・純米酒・本醸造酒・普通酒」等いろんなタイプの酒がありますが、酒造が終了すると、「澱(おり)引き」と「濾過」をして、殺菌するために生酒以外の酒は「火入れ」という作業をして、タンクに低温貯蔵されます。タンクの中でじっくりと味を調え、熟成をすすめていくわけですが、これらの酒を検査するために、タンクに金属製の呑み口をつけて、少量の酒を採取することを「呑み切り」といいます。気温が上昇して酒質が変化しがちな6月~7月にかけて貯蔵酒の保存状態や出荷について、関東信越国税局の鑑定官、長野県工業技術総合センターの研究員に審査していただきます。
 

研究会の様子