槍ケ岳山荘からの電送。

『山小屋便り』 平成17年7月28日掲載

信州の登山道リフレッシュ事業 始まる

北アルプス(長野県内)の登山道の維持・補修について、行政(長野県)、山岳関係者(山小屋等)、
利用者(登山者)が連携し、整備を行っていこうという主旨で、このたび標題の事業を始めました。
この事業は、県の補助金と、登山者の皆さんのご厚志(協力金)をもとに、事業の実施主体である
北アルプス山小屋友交会と北アルプス北部山小屋組合が、維持・補修に必要な資材を購入し、山小屋
関係者が作業・整備を行うものです。
当会では、登山者の皆さんから任意の協力金を募るため、関係各山小屋に募金箱を配布・設置しました。
利用者である登山者の方に、登山道の維持・補修にかかる費用としてご厚志をお願いする初めての
事業ですが、みなさまのご理解、ご協力をいただければ大変ありがたいと思います。
なお、協力金の使途などにつきましては、事業終了以降、ホームページ等で順次ご報告いたします。
北アルプス山小屋友交会     会長 穂苅康治


槍ヶ岳山荘

大天井ヒュッテ

岳沢ヒュッテ