槍岳山荘の慈恵医大の診療所には、昔から「水の一滴血の一滴」と書かれています。 槍岳山荘の水の99パーセントは、天水でまかなっているので、水の大事さを診療所 スタッフに語り継ぐために先輩が残されたものです。 下界で雨が降ってもここではほとんど雪になってしまうこの時期、 スタッフの仕事で,水の確保は最重要課題のひとつです。 毎日、手の空いたスタッフが,屋根に雪を上げています。 穂苅康治