後継ぎがなく現在休会中です、 歴史等を掲載しています。


安曇野の文化「ひと口づけ」等
北穂高愛雅会について

 北穂高愛雅会、通称「雅会(うたかい)」(会長 横山利一)は、現在穂高町内 の50代〜80代の男女9名の会員で活動しております。会は年3〜4回の例会を 地元の公民館に集い、つまみ持参でお茶やお酒を飲みながら「ひと口づけ」「冠句」 「安曇節」等の自分で作った作品を発表しあい、沢山選ばれた数で順位を決める文芸 遊びをしています。
 私も、「木鶏」という号で長らく参加しています、現在私57歳ですが最年少の会 員です。入会以来最年少が続いております。

 「ひと口づけ」とは、与えられた題に味のある短い文言で答える短詩です。明治の 頃からはやった庶民の文芸遊びです。  長老の丸山五郎(号 晩堂)さんによりますと、安曇地方では明治44年に「安曇 不二」という文芸誌が創刊され、「ひと口づけ」を掲載したことから盛んになったそ うです。祭りなどで地域の人たちが集い、楽しみ作品を額にして氏神様に奉納したと のことです。当会でも、十数年前に氏神様の白狐神社に「安曇節」の額を奉納しました。
 一時戦争で廃れたが、戦後暫くの間松本や安曇地方で盛んに交流会が持たれたそうで す。しかし、現在は当会とは少し形態は違いますが松本市の里山辺に残っている だけのようです。
北穂高愛雅会は昭和22年に発足し、一時30人余の会員を数えました。その後、休会 しましたが、昭和52年に再開しこれまでに72回を開催してまいりました。毎回廻り 番の当番制で、当日の運営また出題もそれぞれ当番が行います。
 地域の人と年齢差に関わらず交流、連帯またボケ防止等いろいろな効用があります。 興味のある方はご連絡ください。

当 番 に つ い て  の 決 り

◎ 当番は原則として会員全員が交替で出行い、高齢者でも当番が務まるように出来るだけ負担を軽くし、次のようにする。
開巻日の買い物は最小限にする。
(1) 当番の任務
   イ.雅題を示して会員に配布。
   ロ.地帳を作成し会員に配布。(投稿者の作品をすべて無記名で載せたもの)
   ハ.開巻に用意するもの・・・茶菓子、つまみは豆菓子と竹輪3本程度
                    ビールは廃止して、清酒1本とジュース大1本程度
                    宗匠選者の景品は廃止
   ニ.会館の鍵を区長より借りて来て、また返却する。

(2)会員の任務
   イ.開巻日には開巻時刻の30分前に出向いて当番を助ける。
   ロ.茶酒のサービス行為についても当番に協力する。
   ハ.個人の景品は三光(天・地・人)のみで従来どおり。
   ホ.雅会終了後の後片付けについても全員で行い解散する。


Mailはこちらへ


それでは、以下にそれぞれの事例を掲載します。
 (以下の作品はわたくし木鶏作で、例会で高得点を取ったものです。)

* 「ひと口づけ」は、題に短い言葉を付けます。
          題ー「ボツボツト」・・作句ー「冥途の用意」
          題ー「カネガナイ」・・作句ー「連休はゴロ寝」
          題ー「ドコマデモ」・・作句ー「付いてくる影」


* 「冠句」は、五文字の題が出ます、その後へ七・五と続け、五・七・五とし俳句や 川柳のような作り方です。
          題ー「ガマンシテ」・・作句ー「練習の鬼、優勝旗」
          題ー「ハヤクコイ」・・作句ー「孫帰省の、盆と暮れ」
          題ー「タノモシイ」・・作句ー「深志東大、大蔵省」


* 「安曇節(安曇地方の民謡)」ですが「折り」と「読み込み」があります。共に、 特に安曇地方の地名・行事・風景等
   森羅万象を組み込んだものが良いとされてい ますが、決まりはありません。出来た句が安曇節として唄えるようにします。


 #「折り」は、四文字の題が出ます。それを七・七・五・七の頭に付けて作ります。   NHKで土曜日の午前中やっている、
   折り込み都々逸の作り方と同じです。
         題ー「ヤマサト」・・作句「八坂山中、薪出す産地、里へ荷車、遠いこと」
         題ー「キイチコ」・・作句「北の穂高に、良いもの二つ、ちよっと自慢の、米・セロリ」
         題ー「カラクチ」・・作句「嬶さ留守だで、楽チンきめて、暗くなる前、チビリ酒」


 #「読み込み」は、出た題を句の中に入れて作るものです。ありとあらゆる題が考えら
  れます。春・秋・赤・山等名詞だけとは限らず、「すばらしい」・「結構だ」・・等もあります。
         題ー「安曇」・・・作句「穂高松川、盛んに唄う、郷土愛出る、安曇節」
         題ー「夕暮れ」・・作句「秋の夕暮れ、田毎に煙、今は昔の、風物詩」
         題ー「豊」・・・・作句「安曇流れる、豊かな三筋、稔り育み、犀川へ」
         題ー「雲」・・・・作句「安曇富士山、有明山は、腰に雲巻き、雨を呼ぶ」




Mailはこちらへ
(最近迷惑メールが多いので見落とすといけませんので件名を具体的にお願い致します)


山不動産のホームページへ(私の会社のH.Pです)
安曇野市のホームページへ


2000.4.19より