『山小屋便り』 平成22年8月23日 | |
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花の終わりを告げる高山植物達が咲き始めてきました。 ヒュッテの周りのお花畑には、前にも紹介しましたコウメバチソウやカンチコウゾリナ、タカネコウゾリナ、ミヤマアキノキリンソウ、トリカブト、等々の花が満開となっておりますが、ぼつぼつその季節は夏から秋へと衣替えをしようとしております。 早くから葉を付けだしたコバイケソウ等は既に緑色から茶色に変わりつつあり、お花畑のあちこちで枯れ草色が目立ち始めました。植物達はその短い一生を終え始めています。 そんな中でも、このところの陽気は夏真っ盛りにて、今日も夏空が続いています。 ジュースやスポーツドリンク、冷たい牛乳やカルピス、アイスクリーム等が良く売れています。 これが雨だったり寒かったりしますと、ホットコーヒーやホットミルクと言った暖かい物が良く出るんですけどね。 午後から雲は多くなってきますが安定した天気と言えるでしょう。 今週も少し不安定さはありますが概ね晴れの天気が続いてくれそうです。 まだまだ夏山シーズンですよ。 |
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オヤマリンドウ。 秋の高山植物の代表的な花です。 ヒュッテの周りには何株も咲き出しています。 |
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オヤマリンドウの花は完全には開かずこのような咲き方をします。 | |
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カンチコウゾリナの花の蜜を吸いに来たベニヒカゲ蝶。 お花畑一面を飛び交うためでしょうか、羽根が随分痛んでいました。 |
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今日もこんな澄み切った空気と、空一面に広がる青空でした。 花はハンゴンソウ。 山は左側が水晶岳。中央右が野口五郎岳です。 |
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