『山小屋便り』 平成22年8月21日 | |
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今日もいい天気でした。 快晴無風の朝を迎えました。今朝の展望台には私を含めて6名が登りました。 展望はここ数日のうちで一番素晴らしく、中央アルプスも、南アルプスも、妙高山、後立山連峰の白馬岳。 立山、剣岳ももちろん見渡せ、朝日が槍ケ岳に射し出す前に、ウォッチングに参加された皆さんに山を案内させて頂きました。 朝焼けショーの本番は、槍の穂先に朝日が射りだし赤く染まり消えるまで僅かに2分程度。 その瞬間の輝きを見られたら大満足にて、この場所までの辛かった事は吹き飛んでしまいます。 今日も午前中は布団もフカフカになるほどに青空が広がっていましたが、午後からはガスの中となっております。 この天気まだまだ続きそうですから、見逃す手は無いですよ。 |
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日の出前。 槍ケ岳の後方の空がピンク色に染まりだしました。 そのカーテンのようなピンクの下に海を想像させるような深いブルーの空間が広がります。 この朝日の当たりだす数分間の変化が私は大好きです。 夕焼けの時には日が沈んだ後の30分の変化を楽しみにしているのですが、 今シーズンはまだ一度も展望台からのその光景を見ていません。 夕焼けが素晴らしいのはこれから、秋の季節にじっくりと見られますよ。 |
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穂高岳の朝日が差し込みベールを纏ったような雲海と 遠く中央アルプスの駒ケ岳までの遠望があってその美しさに引き込まれてしまいました。 |
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そして槍ケ岳はこのところ毎日微笑んでくれています。 | |
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