『山小屋便り』 平成22年7月18日 | |
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朝は夏というよりは、秋の澄んだ青空が広がっていました。 こんな天気ですから、出発されるお客様は皆笑顔ばかりで送り出す私もとっても爽やかな気持ちになれました。 それでも、昼頃から穂高岳方面から湧き出した雲は青空を包み込み、午後には入道雲が発達。 でも雷雨も無く一日とっても良い天気で推移しました。 今日は、梓川源流の二の俣谷の清流をポンプアップするために、前回雪渓に拒まれていた水場に下って今シーズン初めて美味しい沢の水を揚げる事に成功しました。 これでお客様に提供する飲み水も料理に使う水も大天井天然水にて賄う事ができます。 但し1回の水揚げ量はせいぜい10d程度、ふんだんに使えばあっという間に底を付き、再度のポンプアップをしなくてはなりません。 それでも稜線の小屋で、沢水が利用できる状況はとてもありがたい事ですね。 水場までの往復に使う二の俣谷では、一部を除いて雪渓が消え新緑の緑の絨毯となってきました。 お花畑は、シナノキンバイとサンカヨウが満開状態となってきていました。 こんな夏本番の天気はこの時期、久しぶりの事ですね。太平洋高気圧の勢力が弱まらないうちに山登り出かけましょう。 大天井ヒュッテ 小池 |
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ヒュッテの玄関先からでも遠く中央アルプスの駒ケ岳がくっきりと見える快晴の朝を迎えました。 | |
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二の俣谷は雪が消えたと同時に新緑の絨毯が覆っていました。 | |
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サンカヨウの花が満開時期となっています。 | |
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サンカヨウ畑からヒュッテを見上げたところです。 | |
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