『山小屋便り』 平成22年7月8日 | |
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今朝も良い天気の朝を迎えました。 今日は、飲料水用の水をポンプアップするための作業に行ってきました。 小屋閉めの時に切り離してデポしてあったパイプを繋ぐ作業から始まります。標高差約400メートル、総延長2,000mのパイプを一本に繋いで行きながら、ポンプとエンジンを収納してある2,200m地点まで下ります。 そこには、先代の小屋番(多分30年前からと思われます)が立てたポンプ小屋があって、収納してあったエンジンとポンプを外に設置して各メンテナンスをしてから、稼動するかを確かめるのです。 このエンジンも随分年代物ですが、メンテナンスさえしていればしっかりと働いてくれるんです。 今回は、水場に雪渓が詰まっていてアップする事が出来ませんでしたが、近いうちに美味しい水がヒュッテでも飲めるようになりそうです。 その往復に通る二の俣谷のお花畑には、その数は少なくまだまだ3部咲きといった様子でした。 次回水揚げに下る頃には満開のお花畑をお見せすることが出来そうです。 気象庁の天気予報良くないですねー。案外山の天気は悪くないんですけどね、今日も一日中雨は無く布団も干せたし、夕焼けもあったし、でもこの予報見てたら二の足踏みますよね。 大天井ヒュッテ 小池 |
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水場の沢は雪渓が詰まっていて水は取れず今回は残念ながら美味しい沢の水は上げられませんでした。 | |
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二の俣谷のお花畑に咲いていたウメハタザオ | |
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オオバキスミレも沢山見られるようになっていました。 | |
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シナノキンバイはまだまだこれからが見頃となります。このあたりは大群落を作っています。 | |
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