『山小屋便り』 平成21年10月5日 NO.1 | |
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4日の夕焼け。 終日秋晴れの最後も快晴のまま終わりました。 快晴で雲の無い日没は、空が焼けるでもなく、夕日が沈むのを眺めるだけ・・・と思うでしょう。 牛首展望台からの快晴時の夕暮れは、他の場所での夕日を見るだけの夕日とは一味も二味も違うんですね。 それは、槍ケ岳と大天井岳を対角に見上げる位置にあると言う、単純ですが重要な要素を持っている場所にある事なんですね。 それは、写真を見ていただけばご理解いただけると思います。 |
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大天井岳が牛首展望台の東に大きく構えています。 その大天井岳に快晴時には、夕日が直接あたりますとご覧のように赤く染まった峰が見られます。 展望台の影も映し出され、心引かれる光景です。 |
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そして展望台から西側には槍ケ岳と裏銀座の山並が連なっています。 雲が無い時の夕日時にはこの後をそれ程期待しませんね。 |
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昨日は、たまたま満月でした。 大天井岳の南の稜線上に顔を出した満月はとても綺麗でした。 |
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夕日が沈んだ約20分後。 西の空がオレンジ色に変わっていくのは何処ででも見られると思いますが、 槍ケ岳と北鎌尾根をこのように浮かび上がらせてくれる夕焼けは快晴時のみ しかも、この展望台が最高の位置にある訳ですね。 |
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昨日のような、雲が真っ赤に焼ける夕焼けはもちろんいいですが、この快晴時に見られる槍ヶ岳と北鎌尾根の切り絵の様な夕焼けは他では見られない夕暮れですよ。 | |
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