『山小屋便り』 平成21年10月1日 NO.2 | |
|
|
今日は一日のみの快晴。 昨年、ビックリ平付近から見下ろす天上沢のY字雪渓付近の紅葉が気になって仕方なかった事と、一度偵察に行かなくてはならない事があって、以前からこの日と決めて、スタッフの二人に留守番をお願いし (天気の日には、小屋閉め作業がめじろ押しにてとても忙しいのですが、どうもすみません)貧乏沢を下りました。 稜線では3日間の雨と風に痛めつけられて、あっという間に散ってしまった花びらでしたが、流石に1,900m地点の広葉樹はまだまだ元気一杯、これからもっともっと色付いてくるであろう木々の河原となっていました。 それでも、2,200m以上の紅葉は既に終了間近を迎えていました。 今まで殆ど紹介されていないこの天上沢の紅葉ですが、いかがですか。 但し、この場所への登山道はありません。北鎌尾根に取り付くアプローチとして貧乏沢と水俣乗越からの踏み後があるだけです。 北鎌尾根を目指す登山者の方でも時々迷ってしまう事があります。 その踏後も雨が降れば消えてしまうほどのものですから、地図とコンパスは必携です。もちろん使いこなせなかったら辞めておきましょう。 今回は、貧乏沢を下って、Y字雪渓の基部まで入って引き返し、水俣乗越へ登って西岳経由で帰ってきました。 大天井ヒュッテ 小池 |
|
|
|
天上沢約1,900m地点 | |
|
|
|
|
|
|
|
|
Y字雪渓の基部。紅葉は見事に色付いていました。 | |
|
|
|
|
一度下ってから水俣乗越の沢へと入る。 | |
|
|
|
|
水俣乗越途中にて | |
|
|
|
|
天上沢から遠く針ノ木岳。左岩峰は北鎌尾根。 | |
|
|
|
|
もう少し早ければ良かったかな? | |
|
|
|