『山小屋便り』 平成21年9月28日 | |
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今日は朝からポツポツ雨が降り出していました。 それでも午前中は風が強いながらも時折日差しも射したりしていたので、今シーズンは最後になるであろう水揚げ作業に、二の俣谷を下りました。 例年ですとこの時期、水揚げ用のポンプの設置してある2,250m付近はまだまだ緑が多く所々で紅葉が始まりだしている頃なのですが、今年はダケカンバの葉は既に茶色に、落ち葉も多く、紅葉は終了と言った感じになっていました。一週間から10日も早いと思われます。 その中でナナカマドだけは紅葉途中にて緑の葉の部分も目に付き、暫くは楽しませてくれそうな色付きでした。 午後からは前線の接近に伴い、強風は益々強くなって、ヒュッテ付近もガスの中となってしまいました。 気温はそれ程低くは無いのですが、この強風によって体感温度は昨日までとは随分と違います。 この影響は水曜日まで続きそうで、10月1日に快復しそうですが、再び雨となりそうな感じで今週は好天を望めそうもありません。 もしかすると、気圧配置の関係で3,000mの稜線では雪となる可能性もありそうな・・・。 こういう時こそ夕焼けがきれいだったりするんですけどね。 今週末、紅葉を見に行こうと計画されている皆さん、装備の再チェックしましょうね。 大天井ヒュッテ 小池 |
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水場までの往復は二の俣谷の踏み後を辿るのですが、枯れ出した植物のお陰で足元が見え、前回通った17日に比べると随分歩きやすくなっていました。 | |
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午前中は雨は降っていましたがそれなりに視界は開けていました。 | |
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今年のナナカマドの色は例年に増して鮮やかです。 まだ緑の葉もあるのですが、この強風と雨に晒されて痛みは早いかもしれませんね。 |
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10時30分ころ、中東沢の上に出た虹と紅葉です。 この後、雲は厚くなって紅葉もガスの中に消えてしまいました。 |
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