『山小屋便り』 平成21年9月12日 | |
前線の通過と共に朝から強い雨降りとなっています。 気温も低めで9月下旬並みの寒さを伴っています。風も強く推移していますから、大荒れといったところです。 この雨今日中に止みそうですが、通過後は弱いですが冬型の気圧配置になり、雨は止みますが山岳地帯では雲は残り気温は低いですよ、徐々に快復に向かう模様ですが。 そんな訳で本日の写真はありませんが、昨日写した紅葉を始めたウラシマツツジと偶然捕らえたホシガラスの写真を送ります。 昨日ウラシマツツジの紅葉状況を見に、大天井岳を一周してきました。 鮮やかに紅葉真っ盛りの葉もあればまだまだこれからと言った葉もあり、既に霜にやられてしまったのか黒くしぼんでる葉もみかけました。 このところの例年にない気温の低下は今シーズンの紅葉にどう影響してくるのでしょう? ヒュッテの周りの紅葉は例年ですと9月下旬から10月初旬が見頃となりますが、例年より早まる可能性が大きいと思っていますが、これからの天候次第でしょう。 |
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今が見頃のウラシマツツジの紅葉。 | |
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大天井岳北稜にて撮影。 | |
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他の植物よりも早く紅葉を始めるウラシマツツジの見頃はもう始まりだしていました。 | |
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ウラシマツツジを撮影していると偶然にもやってきたホシガラス。 ヒュッテ近くで見られる鳥類は現在ホシガラスと岩ひばり、たまに猛禽類が空高く旋回しているのを見かける程度です。 夏場に居たウグイスやその他の小鳥達の鳴き声は既にありません、里の山に下っているものと思われます。 |
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このホシガラス、松の実を同じ場所まで運んで啄ばむその習性を見ているととても楽しいですよ。 | |
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鳥類を写真に捕らえるのは結構難しい物ですね。 | |
昨日も牛首展望台には、夕日を見ようと登ったお客様が数人。 山の展望は360度できて、展望台の素晴らしさは満喫出来たのですが、夕日は厚い雲の向こう側、残念ながら夕焼けと槍ケ岳のシルエットは次回に持ち越しとなりました。 |
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