『山小屋便り』 平成21年9月 8日 | |
こんな快晴での独標は、初めてのような気がします。 暫く周りを眺め、おにぎりを食べ、今までにないゆっくりとした時間をここで過ごしました。たった一人っきりの北鎌尾根でした。 その独標からの景色を皆さんにお分けしたくて写真をバシャバシャ撮ってきました。 抜けるような青空とまだまだ緑いっぱいの斜面と紅葉し始めた高山植物と黒と白の岩稜、そして沢筋に残る残雪、クッキリと見える遠くの山々。この見事な光景素敵でした。 大天井ヒュッテ 小池 |
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北鎌尾根、独標から上部の全容です。 撮影は東鎌尾根から写しました。 独標までの登りとP15以降の登りがキツイという事が一目瞭然ですね。 |
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東鎌尾根の向こうに穂高岳が、その左奥には駒ケ岳(中央アルプス)までの景観です。 | |
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北鎌尾根と笠ヶ岳、その奥には白山も確認できました。 | |
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この草付きのヨーロッパアルプスを彷彿させる場所が独標の頂上なんです。2名用のテントならOKのビバークサイトもありますよ。こんな天気で星空の夜にでもビバークしたら最高ですね。 | |
手前の山は硫黄岳と硫黄尾根。裏銀座の山並と赤牛岳の頂もチラッと見えます。 右奥には針ノ木と後立山連峰が。 |
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そして我が大天井岳と牛首展望台(手前の山頂が白い頂)。 | |
独標から見下ろした北鎌尾根。 | |
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そしてこれから辿る北鎌尾根の岩稜です。 これだけの距離がある訳ですから体力要りますよね。 |
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北鎌尾根の魅力は、何と行ってもこの景観と、歯ごたえのある登山ルートにあります。 登山道ではない一歩上の登山目指してみませんか? まずは体力強化と日ごろのトレーニングから徐々に高見を目指しましょう。 |
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