『山小屋便り』 平成21年9月 1日 | |
今日から9月、季節は確実に秋へと移り変わって来ています。 今朝、ヒュッテにてアルバイトをしていたサッチが期間を終えて、槍ケ岳経由で下山して行きました。 忙しくなると思われる9月19日からの連休に再度登って来てくれる事になってはいますが、一緒に働いていた仲 間が居なくなるという事は寂しいものですね。 毎年の事ながら、秋の始まりを実感する別れなんです。 この時期になると一般の登山者が少なくなるのと反比例して、期間を終えた各山小屋でのアルバイトが山を歩く ようになります。 こんな天気の中、しかも登山者も少なく、マイペースで山を歩けたら最高の気分でしょうね。 今日から9月と言うだけでなく、山の自然は間違いなく秋へと移行しています。 ナナカマドの実が赤く色付き出したのを発見。クロウスゴの実が熟し葉は紅葉し始め、ウラシマツツジの絨毯が少 しづつ赤く助走を始めてきました。 展望台への登山道で見つけた秋をお知らせします。 大天井ヒュッテ 小池 |
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アルバイト期間を終え、槍ケ岳へと向かうサッチ(堀)。 こんな天気の登山は最高ですね。 | |
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昨日まではガスっていたため気がつかなかったのですが、 ナナカマドの実がこんなに赤く色付いて来たんですよ。 ナナカマドと前穂高岳。 | |
クロウスゴの実と始まり出した紅葉。 | |
始まったばかりのウラシマツツジの紅葉と水晶岳と野口五郎岳。 雲海も素晴らしいです。 | |
オヤマリンドウと前穂高岳。 | |
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ミヤマコゴメグサ。 | |