『山小屋便り』 平成21年7月23日 | |
梅雨の中休みといった感じの晴れ間が広がりました。 早朝から3時頃まで太陽は隠れることなく燦々と照り付けてくれましたが、雲も多く3,000mの山並が見られた のは、朝のみでした。 明日以降、再び天気は愚図つき模様になってしまいそうですが、今週末はどうでしょうか? 日食が見られた昨日、その後は曇りで推移していたのですが、夕焼けになりそうな雲を見てお客様を牛首展望 台に誘ってみたのですが一昨日と同様、一様に拒否されてしまったため、展望台を諦めて夕食を食べていると、 辺りが朱に変わってきてあっと言う間に空が真っ赤に染まりだしたんです。 スタッフの一人は、それから飛び出して展望台を駆け上がって行きましたが、私はヒュッテにてカメラを覗く事にし ました。 それがご覧のような年に何回かしかお目にかかれない程の夕焼けとなりました。 やっぱり登っておけば良かったと後悔しております。 大天井ヒュッテ 小池 |
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常念岳を覆う雲と夕焼け。この方向の雲まで焼けるほどの広範囲の夕焼けは殆ど見られません。 | |
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鷲羽岳の上には大きな入道雲と燃えるような夕焼けのコントラストは見事でした。 | |
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展望台にたった一人登ったスタッフの梅田君の撮影してきた写真です。この後槍ケ岳は雲に隠れてしまった ようですが、何と彼は牛首展望台にヒュッテに来てから初めて登ったんですよ。 何て幸運の持ち主でしょう。 |
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