『山小屋便り』 平成21年7月 10日 | |
青空が戻ってきました。 こんなに澄んだ青色は何時以来でしょう?確か西岳まで雪切りに行って以来の青空でしょうか?その時も雲は 多かったから本当に久しぶりの青い空を見ました。そして常念岳。 それでも穂高岳方面の3,000mの山々は暗い濃いガスの中にあって、今のところヒュッテからは望むことが 出来ません。 昨日の「山小屋便り」でお知らせしたように明日は天気良くなってくれそうです。 実は今朝、未明からの風雨は半端ではなく、特に風は台風並みの勢いでおちおち眠っていられない程の賑や かさでした。 朝からも引き続き大荒れ状態の一日となっていて、食堂横の簡易屋根がぶっ壊れるわ、アンテナは他所を向 くわで、本当に快復してくれるのやら心配になっていました。 午後になってやっと風も雨も治まりだしてくれ、夕方5時以降青空が広がってきてホッとしているところです。 明日以降は、この写真のような青空が北アルプス全てに広がってくれそうにはないのですが、ここ大天井岳 付近ではそれなりの天気が望めそうです。 今からでも遅くないですから山へ行く準備始めましょう。 明日、待ってます。 大天井ヒュッテ 小池 |
|
TVアンテナの修理に屋根に上ってみると透ける様な青空とクッキリと常念岳を見る事が出来ました。 6月28日西岳まで雪切りに行った時以来の遠望です。 | |
この降り続いた雨のお陰でヒュッテの前にあった残雪がご覧のように後わずかとなってきました。 入山時程の雪があっては邪魔者なんですが、こんなに少なくなってしまうと淋しくなるんですね。 | |