| 『山小屋便り』 平成２１年６月２８日 | |
| この梅雨の真っ只中の時期に快適な天気は今日（２８日）も続いた。 この天気を逃さないよう、又７月１日からの営業に備えて、西岳までの登山道の偵察と雪渓の雪切りに行って来ました。 今シーズンは例年に比べて残雪が少なめと踏んでいたのですが、昨年よりは少な目ながら２，７００ｍの稜線上から落 ちる沢伝いには例年以上の雪渓が残っており、ヒュッテ西岳までの登山道を遮断している雪渓はなんと１３箇所にもなり 雪切り作業は終日かかりました。 それでも天候のお陰と、高山植物が咲き始めたお花畑や雷鳥の歓迎を受けて楽しい山歩きとなりました。 お花畑の花は、雪解けが遅かったのか例年に比べまだまだこれからと言ったところです。 登山道は、現時点で西岳まで通行可能になりましたが、西岳から東鎌尾根はまだ雪切りが済んでいないためもう数日 後になりそうです。 ７月１２日に計画している「フラワーウォッチング」の頃には丁度咲き誇っているお花畑が見られると思われます。 昨年度も好天に恵まれとても綺麗でしたよ。是非ご参加お待ちしております。 大天井ヒュッテ 小池 |
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| 赤岩岳付近からの穂高岳。手前が西岳。 | |
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| ハクサンイチゲと常念岳。 | |
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| ハクサンイチゲのお花畑と槍ケ岳。 | |
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| このような雪渓が１３箇所。西岳までの雪切り完了。 | |
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