『山小屋便り』 平成21年6月24日掲載 | |
夕べから秋雨前線が接近し今朝まで雨が続いていました。 朝食後雨は止んだものの濃いガスに包まれ外作業も支障なく進みやれやれです。 |
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そんな折ヒュッテの上の方から雷鳥の鳴き声が聞こえ、急いで越えのする方に登ってみると雷鳥の夫婦が仲良く歩いていました。 晴れている時はあまり見かけませんがこんなガスの日には良く現れます。 「今年はヒュッテの周りで子育てしてくれるのかなあ 」 何年か前に7羽の子連れ雷鳥がヒュッテの直ぐ下に居たのですが、写真に納めた次の日に羽根だけを残して姿を消してしまいま した。おそらくテンの仕業と思われますが、今シーズンは是非上手に子育てして欲しいと願っています。 | |
ヒュッテ至近に現れた雷鳥の雄 | |
側には雌も一緒に居ました。 | |
昼からはガスは切れ眩しいほどの太陽が顔を出してくれました。 越冬したままの布団を始めて干す事が出来て、今夜はいい夢が見られるかな? さてさて、雪溶けの始まった雪渓のあちらこちらには緑の草木が新芽を出し、既に花を咲かせている高山植物がありました。 これから日ごとに増えていく高山植物、こちらもまた楽しみですね。 | |
エンレイソウ | |
ヒメイチゲ | |
ショウジョウバカマ | |