『山小屋便り』 平成18年 7月26日掲載 | |
梅雨前線の活動がやっと弱まってきたみたいです。明日からの予報は、愚図つき気味 ではありますがそれ程の崩れはなさそうです。今週末の予報も好転するよう祈ってお ります。 今日は一日中曇りで時折雲の切れ間から日差しも覗いてくれました。風は強かったの ですが午後には治まって、やっと登山者の姿が目に付くようになりました。 只、稜線はガスに包まれて見る事は出来ませんでした。およそ2,800m辺りにガ スのラインが引かれて槍ヶ岳や穂高岳はすっかり霧の中です。 今日は、ヒュッテの敷地内及びその数m範囲に咲いている花の写真です。雪融けの遅 かった場所には7月上旬の花が咲いていたり、お花畑の暖かい場所には8月に入って から咲き出す花が早くも花を付けていたりと、この場で観察出来るっていい所でしょう。 大天井ヒュッテ 小池 |
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コイワカガミ、残雪多かったので遅めの開花なんです。 | |
花が散った後のコイワカガミ。今の時期は殆んどこの状態なんです。 | |
クモマナズナ。 通常早咲きの花なのですが雪融けが遅れたために今でも見られるんですね。 | |
クルマユリと蝶ヶ岳 | |
ヒュッテ前のお花畑。 マルバダケブキ(左上の黄色い大きい花)やムカゴトラノオ(白色)、ミヤマキンポウゲ(黄色) | |
マイズルソウ | |
ミヤマクワガタ | |
ミヤマタンポポ | |