大天井ヒュッテ/大天井岳周辺最新情報
『山小屋便り』 平成18年 7月 6日掲載

昨日から降り続いていた雨も朝8時頃からやっと小康状態になってくれ、今日(6
日)は、やっと風力とソーラーの発電システムを取り付ける事が出来ました。
大天井ヒュッテでは、この一本の風力、一枚のソーラーパネルなのですが、これが結
構活躍してくれるんです。
風力、太陽光によって作られる電力は、バッテリーに蓄えられ、このホームページを
作るパソコンやIP電話・早朝や夜の電源、等に使っています。もちろん発電機があ
りヒュッテ全体の電気はそれに頼っているのですが、発電機は一日中動かしている訳
ではなくヒュッテの場合は朝4時間夕方4時間と決めて運用しています。その稼動し
ていない時間はバッテリーに頼る訳ですがその一部として大きな力になっているので
すね。

昼からは、雲も切れだして来たので、道標の取り付けやら登山道の道直し箇所の点検
に行ってきました。特に今年は林野庁で製作してくれた「滑落注意」の看板を、今ま
で登山者の方達が一様に「怖かった」とおっしゃる大天井岳のトラバース道(喜作新
道)の危険箇所に設置する事ができました。この看板を見つけたら気を引き締めてお
願いします。
大天井ヒュッテ 小池

天気が回復し出したので風力とソーラーパネルを屋根に取り付けました

冬の間、取り外してあった道標を付けに行ってきました

林野庁からの「滑落注意」の看板を喜作新道の危険箇所に設置しました