| 『山小屋便り』 平成１８年 ７月 ３日掲載 | |
|
九州地方や西日本では大雨の影響でそれぞれ大変ですね、特に九州では災害が至る所 で出ているようで、まだまだ降り続きそうでこれ以上の被害が無いよう祈っておりま す。 ここ北アルプスも昨日から今日にかけて強風と雨のＷパンチで、営業開始のこの時期 に殆んど登山者は見かけられず、お空を仰ぐばかりです。 そんな中でもパッとガスが途切れ二の俣谷から常念方面の縦走路が顔を出してくれ、 この雨でグッと少なくなった雪渓の雪と芽吹きだしたお花畑とダケカンバの新緑と日 に日に様変わりしてきます。 こんな天気の日は、水もタンクに満タンになったおかげで食器類や調理器具等の熱湯 消毒をしたり、お客様も見えないので廊下のワックス塗りをしたり、道標の作り直し をしたりと・・・ こんな天気でないと出来ない仕事がお陰さまで進んでおります。 この雨のお陰で雪渓の雪は随分減りました。もう１週間もすれば数箇所を残して夏道 が現れると思います。 先日までは雨雨雨・・・欲しいな。なんて思っていましたが、もう暫くはいらなー いって感じですね。 大天井ヒュッテ 小池 |
|
| 愚図ついた天気の中にも昼頃には一瞬視界が開けました | |
| |
| こんな日は小屋内の作業が出来ますね | |
|
