今朝はいい天気。 しっかり雪化粧した薬師岳が小屋の窓からも望めました。 (中央の小屋は三俣山荘) これくらいしっかり積もれば「雪が降ったぞ!」と堂々と言えるんだけど。 とはいえ、今朝の南岳はマイナス7度の強い冷え込み。 夜の間に流れたガスが小屋にびっしりついて、まるで冷凍庫のような状態。
でもシーズン当初のサッシ2重化の効果か、小屋の中は意外と暖かい。 (訂正、寒くないだけであって、暖かいとは言えないか) 去年まではこういう冷え込む日は小屋内のすべての雨戸を締めきって防寒していたので、それに比べると明るいし寒くないし、助かりました。 その後は・・・ 今日は日中の気温もマイナス3℃までしかあがらない寒い寒い一日。 お昼頃には雪雲の一団が通過して30分ほどざっと強く雪が降った。
すると、すると・・・ 「いま、天狗原を登ってるんですけど 雪がいっぱい降ってきて…、登るかやめるか、どうしたらいいでしょうか?」 「南岳新道を登ってるんですが、このまま登って大丈夫ですか?」 そんな電話が矢継ぎ早にかかってきた。 それを判断するのは山小屋か、登山者自身か…? 一方、三脚を担いだような種類のお客さんは喜々としながら小屋に入ってくる。 「明日の朝が楽しみだ、来た甲斐があった!」と。 午後も寒気の影響で引き続き濃く冷たいガスから雪がチラチラ吹き付けてる。 明日の朝はどんな光景が展開されるのでしょうか、楽しみです。 |