9月24日(木)


獅子鼻から見下ろす朝の風景が黄金色に染まる季節となりました。
きれいだなあ、本当に・・・

さて、想像通りいやいや想像以上に紅葉が本格化しています。



写真右端の赤いナナカマドの群落あたりは紅葉最盛期(標高2600m地点)

屏風岩も上から下まで黄色く色づいたダケカンバが目立ちます。
また、その基部(左側)にもダケカンバが色づいた群落があって、
そこは本谷橋付近の標高1800mあたり。

今年はとにかく上から下まで「一気に」です。

今すぐにでもあの真っ赤な場所へ行きたい気分ですが、
なかなかそうもいかないのが「仕事」。

明日もヘリの臨時便があるために小屋を空けるわけにはいきません。
 (どこの小屋もこの連休で食材・飲料が枯渇して急遽決まったヘリの臨時便、
   南岳も米・ビール・水・味噌・おかず・トイレットペーパー・・・
     すべてがギリギリの状態です)


そんななか、小屋にずっと連泊しているお客さんがその紅葉を見に出かけてきました。
その中の一枚をいただきました。

標高2400m付近ではもうこれだけ色づいています。

この週末でも十分に見頃です。
来週前半の雨を過ぎると紅葉も絶頂期を迎えそう。
天気がぐずつかないことを願うばかりです。