9月27日(土)
まず、ごめんなさい。
あれだけ大騒ぎしておきながら雪は積もりませんでした、申し訳ありません。

槍穂周辺は夜のあいだに少し降っただけみたいで、岩陰に少し残っている程度でした。
それでも富山・岐阜方面の山はそれなりに降ったみたいで、薬師岳〜鷲羽〜双六〜笠にかけてはうっすらと白くなっていました。下の写真は双六・樅沢岳方面の写真、鏡平(2300m)から上で積雪があったようです。
朝一番、白馬・立山方面は雲がかかっていたのでもう少し降っているのかも知れません。

さて、気を取り直して・・・
いよいよ朝の大キレットカールが金色に輝くシーズンがやってきました。
今朝は−7.8℃まで冷え込んだのであと数日もすればこの風景もすっかり冬枯れへと変わっていくのでしょう。次はいよいよ涸沢とか槍沢といった本物の紅葉が本番となりそうです。

それにしても今日は寒い一日。
日中の最高気温は1℃までしかあがらず、
雲に日差しが遮られた午後は早々に氷点下まで気温が下がった。

まあ、これだけ冷え込むのはそうそうあることでもありません。
今日が冷え込みのピークでこれからはまた気温は多少あがるでしょう。
とはいえ、下界の人にとっては真冬並みの寒さと感じることと思います。
くれぐれも防寒対策だけはしっかりして山へお出かけください。

さて、雲の多かった午後ですが最後に大逆転、今日の夕焼けは2部構成。

第1部は夕日が滝谷を照らしていたそうです。
 (私は食堂係で見てません)
そして日没直後の第2部は・・・
すごかったなあ、あんな夕焼けは見たことない。
まるでオーロラのような、あるいはストーリー性を持った夕焼けでした。

笠ヶ岳を中心に放射状に広がる光が雲の底辺をウロコ状に照らしあげ様はまるで後光が射しているかの如く。
やっぱり秋の空は感動させてくれます。