8月15日(金)
お盆ですね、いよいよ。
でも今年は9日からのお盆休み前半に客足が集中して、いつになく静かなお盆です。

そして天気もイマイチ、終日ガスは晴れず。
それでも昨日ほど悪くはなく、昼間を中心に雲の間から日差しを感じる程度のガスです。

常念平のウサギギクを撮ってみました。
小屋前のお花畑は残雪が遅くまで残った影響でまだウサギギクは咲いていませんが、
今は常念平が見頃です。(注:他の山のお花畑に比べたら笑い飛ばされそうな規模ですけど)


さて、例年お盆というのは山の天気はイマイチなことが多い。
「梅雨明け10日」と言われる安定した夏空をもたらす太平洋高気圧の勢力が一時的に衰退する時期だからです。この先1週間の予想天気図を見ても日本付近を低気圧が通ることが多いようです。そして、これも例年の話に過ぎませんが、8月末ころは残暑がぶり返し、山も晴天が続くことが多いです。

その後、9月に入ると秋霖と呼ばれる秋の長雨の季節、そして9月下旬になると安定した秋空が続きます。ただし、この頃は気温が下がるので装備(特に服装)については注意が必要です。

まあ、いずれにしてもしっかりと自分で天気予報を研究して、どうせ来るなら晴れた南岳へお出かけいただきたいと思います。ただ、山の天気は一筋縄ではいかない、身に染みて感じます。