7月12日(土)
昨夜から今朝にかけては大荒れのお天気。
雨が降り、雷が鳴り、風も風速20m/sを越えるような強風が吹き荒れた。

その荒れ模様もお昼頃には徐々に収まり、
午後には時々晴れ間が広がり穂高も見えるようになってきた。

獅子鼻から見下ろす大キレットカールの雪もずいぶんと少なくなってきました。
写真を撮るにはあと少し解けた程度が一番絵になるんじゃないかな。
雪渓が太すぎても間延びするし、雪が無くなってもアルプス的景観に欠けるし…

また、獅子鼻周辺ではミネズオウの花が盛りとなっています。
本当に小さな花です、でもかわいい。
右端のイワウメも小さな花ですが、それよりもさらに小さな花。
一生懸命に花を咲かせているのがとっても健気です。

さて、午後もガスの多い天気が続きましたが、
夕方にはすっかり晴れました。

穂高や南岳の岩塊斜面を赤く照らす夕日がきれいな夕暮でした。