9月19日(水)

天気(午前) 天気(午後) 最低気温 最高気温 雨量(前日18時〜当日18時)
快晴 晴れ 15.0℃ 0mm

今日もバカっ晴れの北アルプス。
朝一番こそ一塊の湿った気流の影響でガスが流れたものの、
その後は見事なまでの秋晴れの一日。

ただ、残暑は厳しく今日の最高気温は15℃。
まるで真夏のような暖かさです(暑さとまでは言いません)
それでも見渡す風景は秋そのものです。

笠ヶ岳が雲海を纏う風景がその代表。
もっと秋が深まれば、この谷一面が雲海に覆われて、
まるで島のように浮かぶ笠ヶ岳が見られるようになります。

今朝まで吹いていた強風も日中には収まって実に穏やかな日和となりました。
今日は午前中はヘリの荷上げがあったりしたものの、
午後は暇になって久しぶりにちゃんと休憩時間をもらって常念平でひと時を過ごしました。
ガス湧く滝谷を狙ってボーっと待っていたものの、残念ながら空振り。
紹介できるほどの写真は撮れませんでしたが、常念平でボーっとするのは至福のひと時です。

そして今日の夕焼けは・・・
ちなみに今日の日没は17:50頃。
いつもの夕食は17:30からなのですが、それだと夕焼けの時間と重なってしまうので昨日は少し早めの17:15に食事をお出ししました。
それでもお客さんはみんなソワソワするので今日の夕食は「日没10分後」としました。
これでみんな心ゆくまで夕焼けを楽しめるでしょう。
しばらくはこのタイムスケジュールで運営していくつもりです。
 (但し、この週末の3連休はかなりの混雑が予想されるのでこの限りではありません)

そして、夕食の準備をあらかた済ませてから外を見に行くと・・・
なんと飛騨側の谷は一面の雲海になっているじゃありませんか!

これは「今シーズン一番の夕焼けへの期待が高まります」
産経新聞の大西さん、読んでますか!?
僕の行っていた「秋の夕暮れ」はまさにこれです。
雲海と夕日と笠ヶ岳・・・

あいにくあの素晴らしい雲海と夕焼けを
写真で表現できる技術を持ち合わせていないのが残念です。
「ああでもない、こうでもない」とデジカメの液晶を見ているうちに
夕日は雲海に浮かぶ笠の向こうへ沈んでいってしまいました。
もうこの景色は自分の目で見に来るしかないでしょう。

実物には遠く及びませんが、参考写真を載せておきます。(⇒)

秋はやはり笠ヶ岳が主役になる季節です。