一般社団法人 松本市歯科医師会

 松本市歯科医師会では、個々の診療所における診療はもちろん、会員として会が執り行う各種の公衆衛生活動・
 学校歯科保健・休日緊急歯科診療・障害者歯科健診・在宅寝たきり者歯科健診等の事業を分担し活動しています。
 また市民の皆さんに最良の歯科医療を提供出来るよう、学術大会等、学術研修の機会を設けており、会員相互に
 研鑽に努め、信頼される歯科医として、期待に応えられるように努力を続けています。

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松本市歯科医師会事務局
〒390-0815
長野県松本市深志2-5-21
TEL  0263-33-2354
FAX 0263-32-6221
matusimd@po.mcci.or.jp
  
 
 ”かむ”ことが健康な歯をつくります
*よくかんで、強いあごづくり

子どもの成長にとって「かむ」ことは、とても大切なことです。
唾液の分泌をうながし消化を助けたり、脳の働きを活発にして心を落ち着けたり、多くの働きがあります。けれど、最近はうまくかむことができない子どもが増えているようです。原因は、食べ物をかまなくなったこと。よくかめるために必要なあごも、やはりかむことで育ちます。
あごの発達が悪いと永久歯の歯ならびにも影響を及ぼし、ものがよくかめなくなるばかりか、むし歯や歯肉炎にもなりやすくなってしまうのです。

*”かむ”週間は毎日の食事から
     
あなたのお子さんはよくかんで食べていますか?
ためしに子どもの好きな食べ物を聞いてみましょう。
ハンバーグやスパゲティなど、やわらかいものが大好きで、小魚などのかたいものが嫌いだったら要注意。これには、お母さんにも責任があります。冷凍食品や、できあいのものばかりを食卓にならべていませんか。いくら手間がかからないからといっても、これでは、よくかむために必要な歯ごたえのあるものが足りません。
毎日の食事には、野菜などの繊維を中心とした、かみごたえのある素材を用いるようにしましょう。
そして、子どもにかむことの大切さをしっかり教えていきたいですね。

”みがいた”と”みがけた”はちがいます
*歯はこんなによごれています

自分ではきれいにみがいているつもりでいても、歯垢は以外に落ちていないもの。
まして、こどもにとって歯をみがくことはめんどうなことです。
ついつい、いい加減にすませてしまっているのではないでしょうか。
子どもに、もっと歯みがきに対する興味をもたせるための方法のひとつとして「歯垢染め出し剤」があります。
赤い液を綿棒などでぬると、歯垢の部分が赤く染まって、よごれている部分がチェックできます。
これなら子どもにも歯のよごれ具合がよくわかり、歯みがきの意欲がわくかもしれませんね。

*子どもといっしょに歯みがき競争

たまの休みの日などチェックの日をもうけて、お母さんもいっしょに歯の染め出しをしてみてはいかがでしょう。
子どもは、親が同じことをすれば抵抗なく受け入れるものです。
どちらがきれいにみがくことができるか、競争するのもよい方法です。
できれば、新しい永久歯が生えるたびにチェックして、よごれが残っている所を教えながら、歯ブラシの毛先がすみずみまで届くよう、動かし方を工夫させましょう。


”糖とむし歯菌と時間”がむし歯をつくります
*細菌のかたまり”歯垢”が原因

口の中には、さまざまな細菌がすんでいます。
そして、これらの細菌は、食べ物に含まれる砂糖を栄養として、ねばねばしたデキストランとういう物質をつうくり、菌の表面にくっついて、どんどん増えていきます。
この細菌のかたまりが「歯垢」です。わずか1グラムの千分の1の歯垢に、1億個もの細菌がいます。
この歯垢にすみついているのが、こわいむし歯菌、ミュータンス菌。この菌は歯の大敵である、「酸」をつくり、歯のいちばん外側にある、エナメル質をとかしていきます。
これがむし歯のはじまりなのです。生えはじめの歯ほどエナメル質が弱いので、むし歯におかされやすく、進行もはやいもの。
どんなに小さなむし歯でも、見つけたら、はやめに治療してもらいましょう。

*”食べたらみがく”ことが基本

ものを食べて口の中をそのままにしていると、すぐに歯の表面や歯と歯の間に白いカスのようなものがこびりつき、ヌルヌルになりますね。
このヌルヌルが、むし歯の最大の原因、歯垢なのです。
むし歯にならないためには、食べたらすぐ歯をみがいて歯垢を落とし、ツルツルにしておくことが大切です。
規則正しい食生活と歯みがき習慣を身につけ、むし歯をしっかり予防していきましょう。


”時間と量”をしっかり決めて、あたえましょう
*”だらだら食い”は、歯の大敵

こどもはおやつが大好き。喜ぶ顔が見たくてつい、むやみにおやつをあたえてはいませんか?
これでは歯の大敵である、だらだら食いのクセがついてしまいます。
歯垢のPH(酸性度)は、ふだんは中性ですが、砂糖を含む食品を食べると、急激に歯を溶かす酸性に変わってきます。
ですから、だらだら食べていると、いつまでたっても歯のまわりは酸性のままで、常にむし歯の危険にさらされてすまうのです。
おやつは前の食事との間をあけ、お腹をすかせてから、しっかり量を決めてあたえるようにしましょう。

*”おやつ=お菓子”ではありません

おやつというとすぐに思いうかぶのは甘いお菓子。けれど、それは大きな誤解です。
育ちざかりのこどもにとって、おやつは必要なエネルギーを補う大切なもの。
砂糖もときには必要ですが、とりすぎは禁物です。
1日の食事の中でとる砂糖の量は、なるべく20グラム以内(大さじ2杯)にとどめましょう。
たまには子どもといっしょに、手づくりのおやつに挑戦してみてはいかがでしょう。
素朴な材料を使ってできる、簡単おやつはたくさんあります。
たとえば、季節の野菜や果物を利用してジュースをつくってみるなど、おやつの楽しみは子どもといっしょにみつけていきたいですね。