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Q1.口臭が気になります。歯槽膿漏でしょうか? A.口臭の原因はさまざまですが、まず、口中の不衛生によるもの、歯垢や歯石、むし 歯、歯肉炎(歯槽膿漏)などがあります。また、蓄膿症や、鼻炎、胃の疾患、糖尿病な ども口臭を引き起こします。その他、口臭がないのにあると思いこむ心理的な病気もあ ります。いずれの場合も、適切な治療を進めるとともに、歯みがきをきちんとして、歯 垢や歯石をしっかり除去することが大切です。 Q2.歯の色が全体に黄ばんでいるのが悩みです。 A.歯は、外側からエナメル質、象牙質から成立っています。半透明のエナメル質を通 して内側の象牙質の色が透けて見えるため、歯は少し黄色味がかかっているのがふつう です。また歯の色には個人差があるので、きちんと歯みがきをしているのであれば、ま ったく問題ありません。 Q3.フッ素を塗ると歯質が強くなるといいますが、本当でしょうか? A.フッ素は、歯の表面のエナメル質をかたく丈夫にして、むし歯を予防します。特に 生えたての歯に効果的です。歯が生えはじめたら、定期的に歯医者さんに塗ってもらう とよいでしょう。家庭では、フッ素配合の歯みがき剤を使うことをおすすめします。 Q4.親のむし歯は、子どもにうつりますか? A.むし歯の原因になるミュータンス菌は、お母さんの口から子どもにうつることがあ ります。おかあさんが一度かみくだいた食べ物を、子どもの口に入れることがあります ね。このとき、お母さんの口に沢山のミュータンス菌がいると、食べ物を通して、子ど もの口にうつります。ですから、お母さん自信がきちんとしたケアと歯の治療を心がけ、 ミュータンス菌を低いレベルに保つことが大切です。 Q5.子どもが歯の治療をいやがります。どうすればよいでしょう? A.歯の治療は軽いうちにしましょう。痛いと、恐怖心が高まって、ずっと治療を拒否 するようになります。泣いていやがるときは、根気よく通院すること。はじめは待合室 まで、次は診療室へ、と少しずつ慣れさせます。治療ができたら、大いにほめてあげて ください。また、普段からしかるときに歯医者さんを引きあいに出すなどして、恐怖心を 植えつけることがないように注意することも大切です。 Q6.子どもが歯の痛みを訴えるときは、どうすればよいのでしょうか? A.むし歯につまっている食べかすを取り除いて、冷やしてあげます。痛みがなくなっ ても、必ず歯医者さんで治療を受けさせましょう。しかし、痛がるまで放っておかず、 もっとはやいうちに治療するようにしてください。痛くなってからの治療は、時間もか かり、子どもを歯医者さん嫌いにしてしまいます。 Q7.指しゃぶりは、歯ならびに影響があるのですか? A.5歳すぎても指しゃぶりをしていると、歯ならびが悪くなります。かといって、む りにやめさせるのは、子ども精神衛生上よくありません。指しゃぶりの原因になりそう な欲求不満がないか、よく観察してください。そして、できるだけ話しかけ、指しゃぶ りがおかしいことを優しく教えてあげてください。自然に治ることもあります。4歳く らいまでは、あまり気にしなくてよいでしょう。 Q8.シーラントとはどんなものですか? A.むし歯になっていない奥歯のみぞに、樹脂をつめて、むし歯を予防するものです。 特に、みぞが複雑で深い六歳臼歯には有効です。ただ、つめたものが欠けたり、とれた りすると、かえってむし歯になりやすいので、半年に1回くらい、定期検診を受けるこ とが必要です。 Q9.歯肉の色が悪くなってきました。治すことはできますか? A.歯肉の色が悪くなる原因は、歯肉炎や歯周炎、また治療した歯のつめものの不適合 により、血行が悪くなっていることなどが考えられます。いずれの場合も、正しい歯み がきを続けたり、再治療を行うことにより、歯肉は健康なピンク色に戻ってきます。し かし、歯肉の色は個人差があるので、あまり神経質にならないでください。 Q10.よく歯ぎしりをします。歯ならびが悪くならないか心配です。 A.子どもの歯ぎしりは、ほとんどが一時てきなものです。生えかわりで、複雑に変化 する口の中の状態に、筋肉がまだ順応せず、ストレスとしておきていることが多いよう です。ただ、あまりひどい歯ぎしりは、血液の循環を悪化させ、歯周疾患の原因になっ たり、あごの間接へ負担をかけたりすることがあります。気になるようでしたら、歯医 者さんに相談してください。 Q11.矯正は、いつごろするのが最も効果的なのですか? A.歯が最も矯正しやすいのは、一般的に永久歯が生えはじめてから歯根が完成するま での時期。6〜15歳、つまり小学生から中学生くらいにおこなうと、よりスムーズで す。けれど、歯がまだ生えそろわないうちは、歯ならびもまだまだ変わります。子ども の成長にあわせて、矯正専門医と相談しながら、すすめましょう。 Q12.子どもでも、歯肉炎になるのでしょうか? A.もちろんです。歯周炎(歯槽膿漏)の前ぶれである歯肉炎は、5歳児でも約3%あ り、10歳では約40%を越えるといわれます。歯肉をチェックしてみましょう。きれ いなピンク色をして、引きしまっているなら健康です。けれど、歯みがきのときに血が 混じるとか、ちょっと赤く腫れてブヨブヨしてきたら要注意です。この状態なら、歯み がきをしっかりするだけで、よくなります。丁寧にみがいてください。