居間 南
平屋の計画であった為、出来るだけ南からの光を取り入れるために大開口にしました。
しかし、ただ大きな開口にするだけでなくペアガラス入りのヒバ材でしつらえた建具を入れる事により
信州の夏の暑さ、冬の寒さ対策にも気を使っています。
玄関
この住宅のキーポイントとなる空間です。外観の「洋」から内観の「和」への切り替えを行う空間です。
あえて通常の框方式でなく床とフラットな式台框とし、腰板と揃えることで和洋のバランスを整えています。
ミズメサクラの式台框の表情が変わっていくのも楽しみな空間です。
洋間 寝室
カバサクラのフローリング張りの寝室です。天井はヒノキ板張りでヒバの竿付天井となっています。
畳の空間とは違い少し堅めの空間になっていて、こちらにも内部建具があり、ペアガラスが入っています。
居間 西側
居間と和室の切り替えの建具は秋田杉の赤身を使用した帯戸になっています。
秋田杉の格天井との相性が良く、リビングからも楽しめます。
和室 床の間
和室も腰板張りとしたため、床柱はあえて主張しないヒバ5寸角を採用しました
壁はしっくい塗とし、右が仏壇置き場、左が床の間となっていて
シンプルでしっくいの映える和室となっています。
台所
台所の床もカバザクラのフローリング張りとなっています。
天井はヒノキ板張りで、ここにもヒバの竿付き天井として飾っています。
右側のキッチン面はすべてホーローパネル張りとなっていて
掃除しやすく、汚れにくい仕様となっています。