震災ボランティアに参加して    2011.05 宮坂均 (28回卒) [兵庫県宝塚市在住]

関西は阪神淡路大震災を経験しているため、自治体レベルでの震災ボランティア活動がたいへん盛んです。今回、4月に西宮市、5月に兵庫県の震災ボランティアバスに参加して、石巻市と東松島市で、瓦礫撤去、泥の土嚢詰め、屋内清掃をしてきました。震災発生以来、ずっとなにかできないかと悶々とした気分でおりましたので、こんなに早い時期に現地震災ボランティアに行くことができたのは、本当にありがたく思いました。ボランティアに参加したお陰さまで、日常生活にもメリハリがつきました。参加者は二十代の若者と五十代、六十代のおじさんが多く、中には七十代の方も二人いて元気に作業していたのは驚きでした。身体が丈夫なことが条件ですが、震災ボランティアはおじさん(おばさん)パワー活躍の場です。被災地の惨状は皆さんテレビニュースなどでよくご存知のことと思いますので、改めて申すまでもないですが、私はむしろ復旧の早さに驚きました。石巻市街地では大きな船が路上に打ち上がり、家屋が軒並み全壊しているような地域でも、電気はもちろん水道、下水道まで復旧していました。東北電力、水道局、自衛隊、消防、その他各方面からの応援の皆さんの努力には敬服です。とはいえこれはごくごく一部地域のことで、震災復興は長丁場となることは必定です。この状況下で、個人は甚だ微力ですが、義援金であれ、ボランティアであれ、祈りであれ(私も毎晩被災地にお念仏と光明真言を捧げています)、どんな方法であれ、長く震災復興にかかわっていきたいと思います。