板状節理でくつろぐ登山者(2002/4/29撮影:王ヶ鼻)

見  所:6月下旬のレンゲツツジ。              
     7、8月の高山植物のお花畑。(ニッコウキスゲヤナギラン等々) 
     9〜11月の紅葉(ナナカマド、落葉松等々)と雲海。 
     12〜3月の霧氷、樹氷               
     四季を通して、深田久弥著『日本百名山』の内名峰41座が眺望可能。
 美ヶ原高原は主峰王ヶ頭(2034m)を中心に北に武石峰、南に茶臼山、東に物見石山、西に王ヶ鼻(2008m)
いずれも標高2000m近い熔岩台地で約1千ヘクタールの大草原に200種類を超える亜高山植物が咲き競い、遠く
富士山をはじめ、北アルプス、中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳の雄大な360度のパノラマが壮麗な景観を展開す
るその名に相応しい高原です。   
 高原の中央にはシンボルタワー『美しの塔』が有ります。昭和29年、霧の発生時に鐘を鳴らし登山者を安全に導く
目的で建設され、昭和58年に原形のまま建替えられました。毎年4月25日にはこの塔の前で開山祭が行われます。
 塔の南側には、山岳詩人 尾崎喜八氏の『美ヶ原熔岩台地』の詩が、北側には、美ヶ原高原の開拓者で山本小屋創設
山本俊一翁のブロンズ像が刻まれています。
美しの塔から見る牧場の残雪(撮影:2003/4/29)

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